夏の終わりから秋へ。朝晩がひんやりし始めるこの時期、体と心が[なんとなくしんどい]と感じている方、多いのではないでしょうか?
朝起きて疲れが取れない
頭が重くて集中できない
なんとなく息苦しい、胸がざわざわする
頭が重くて集中できない
めまいやふらつきが増えてきた
急に汗をかいたり、顔がほてる
このような体調の変化は[季節の変わり目あるある]として軽く見られてしまいがちですが、実は自律神経の乱れやホルモンバランスの変化が関係していることもあります。とくに40代以降の女性は[更年期症状かな?]と不安になる方も多いですが、必ずもすべてが更年期症状とは限りません。
💦夏の疲れが秋バテに。原因は自律神経の疲労かな?
夏の間、私たちの体は強い日差しや冷房、寝苦しい夜、冷たい食べ物などによってずっと”頑張りっぱなし”でした。そう、体の中では自律神経がフルで稼働していたのです。そして気温が下がり始める頃、ようやく緊張の糸がゆるんだとたん、「だるい」「やる気が出ない」「眠れない」などの症状がフワッと出てきます。これがいわゆる、秋バテや季節性の自律神経失調症。
自律神経のバランス不良(交感神経優位状態の継続)
脱水電解質の乱れ
睡眠の質の低下(夏の寝不足が影響)
気象病(天気や気象の変化による体調不良)
意外に思うかもしれませんが、この時期は耳鼻科を受診するひとも増えます。特に多いのは、「朝起きると天井がぐるぐる回る」「耳が詰まったように感じる」といった、めまいや耳鳴りの症状です。こういった症状は「メニエル病」「良性発作性頭位めまい症」(BPPV)「耳管開放症」などの疾患と関係することもあります。
気温差や気圧の変化によって内耳のリンパ液や耳管の調節がうまくいかなくなると耳鳴りやふわふわするような不快感が出るのです。
🍃「なんとなくの不調」も早めのケアが大切です
「たかが疲れ」「気のせいかも」と過ごされがちな不調ですが、慢性化すると慢性疲労症候群やうつ状態へと進んでしまうこともあります。原因不明のだるさや倦怠感が2週間以上続いている。頭痛や肩こり、動機などが同時に起きている。食欲不振や便秘・下痢などの胃腸症状が出てきた。そのように多くの症状が重なって出るようなときは一度医療機関の受診をおすすめします。
❤️お家でできる「ふわもこセルフケア」
1 首・足首・お腹を冷やさない (冷えは自律神経を乱す最大の敵)
2 朝日を浴びて、体内時計をリセット (太陽の光でセロトニンの幸せホルモン活性化)
3 お風呂は湯船に (38度~40度のお湯で交感神経から副交感神経へスイッチを)
4 香りの力を借りる(ラベンダー・ベルガモット・リラックス効果アロマが◎)
😊😊心と体に”やさしさ”を向けてあげる季節
季節の変わり目に起こる体調不良は、決して「気のせい」ではありません。むしろ、あなたの体が発している小さなSOSかもしれません。「更年期症状かな?」「気象病かも?」「自律神経の乱れかも?」そう思ったら、一人で抱えず少し立ち止まって体の声に耳を傾けてあげてくださいね。
この秋は頑張りすぎないで、”ふわもこ”な日々を。あなたの体と心が、ゆっくりほどけていきますように・・・
